2010年12月21日火曜日

支配すること

今日YUIが言っていたひとこと。
「今一番売れているCDは自律神経を押さえるCDなんだって」

確かに、自律神経が高ぶって寝れないという人の声もよく聞く。
要するに、自分の事を全てコントロールしたがる人が多いと言うことだ。


問題が起こったらその原因を追究し、プロセスを元に結果を出す。
その結果によって、物事が判断され、自分の価値が決まる。
そう、仕事とはそういう物だよね。
あくまで、結果がとても大事。
目標設定ってとても大事だし、理想像も大事。


だけど、それが生活の隅々まで働いていたら?

食べる時間、遊ぶ時間、お風呂に入る時間、
「きれいでモテる女性はこういう女性」
「お金持ちとはこういう定義」

あらゆる情報が氾濫している中で、自分の身の回り全てを「カタ」にはめてコントロールしていたら?


それは、自律神経がおかしくなると思う。


だって、自律神経は人間の意識に支配されるものではないから。
無意識の中で動いているもの、「自然の摂理」に基づいて動いているもの。
外部からのコントロールで動かせるものではない。

消化、排泄、解毒・・・
体の見えない部分で行われている気づかない機能。
これを全て自分の意思で決定していたら、変になると思う。


だけど、結果をコントロールしたい。
全て周りが理想とした結果、または期待に応えたい。
そういう意識に対して「カラダ」が拒否反応を示しているんだと思う。


だから、仕事以外のコト、人間関係や、自分のカラダに関しては結果に執着しないで。
カラダが無理だよ、大変なことになっているんだよ、って声を上げているんだから。
今のスピードから少し立ち止まって聞いてって言っているんだから。

立ち止まって、自分を見つめるのは決して罪ではない。
時には「流れに身を任せること」が大切。
大丈夫、そんなにコントロールしなくても、自分のカラダは知っているんだから。


カラダの声を聞いてあげて。

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