2010年12月31日金曜日

カラダのキヲク~2010年挨拶~

2010年振り返ってみると、友人やお店のスタッフをはじめ、家族においても
「病」と向き合う人が多い1年でした。
だからこそ、1年の中でもっと根本的な意味でカラダと向き合うことの大切さを模索する1年だったと思う


そんな中でカラダとココロの繋がりの大切さを知り、
そのつながりを常に意識することの難しさを学んでます。
2011年もそれを意識していきたいな。



ヨガとはその繋がりをしっかりと感じるための方法のひとつ。
うまく自分に集中できるときは、その一体感を感じられるけど、
少しでも集中が削がれると、ついつい他の所に意識を向けて飛んでってしまう。
ココロの自由さと不安定さを身に染みる。
そして、練習することの大切さも。


カラダはそのココロの不安定をダイレクトにあらわしてくれる、
現時点での私たちの状態をまさに字のごとく、身をもって教えてくれるのだ。
そのツールを今この瞬間私たちは持っている。


友人がくれた大好きな言葉
「その人が超えられない課題は神様は与えない」
要するに、今現時点での課題は自分自身が乗り越えられるもの。


カラダに起こるあらゆるハプニング(風邪、花粉症、虫歯、肌荒れ)も実は自分の心が教えてくれる課題。
だから、風邪をひいたり、ニキビができた際、私はその痛み、辛さ、ココロの動きをまずはしっかりと自分で受け止めて観察する。

じわじわ広がるキリきり刺す痛みなのか、
ぼんやりとした熱なのか、じわーっと熱くなるのか、
喉にたまっているイガイガがどうやって咳を引き起こしているのか、
ニキビの周辺の熱や、かゆみ、痛みも受け止める。



そして、その時のココロの動きも観察する。

ココロの動き・・・
例えば、「辛いな」と言う気持ちがカラダのどこに影響するのか確認するのだ。



私の場合、大体が頭の中心やこめかみに移動することが多い。
恐らく、頭で悩んでいて考えていることが、カラダに反映されているんだと思う。


そして、その自分のそんな自分のカラダの反応に「感謝」の気持ちをこめるのだ。
風邪や肌荒れ程度なら、これで治りが急速に進むことが多い。


カラダに染み付いているキヲクを取り除く。
今の自分と向き合うこと。
それがどのようなプラスの効果を広げてくれるかわからないけれど、
少なくとも今の私にはこの練習が日々の生活の幅を広げてくれるんだと思う。

2010年、自分のカラダとココロに向き合っている1年でした。
2011年はそんな自分の本当の声を聞き取れる1年にしていきたい。


多くの人に感謝を伝える仕事にしたい、
その前に自分自身に感謝を伝えていくことの大切さを実感しています。
大晦日、今一人で自宅にいるけれど、2010年残りの3時間、自分と向き合うために使いたいです。

みなさん、素敵な年越しを。
そして、2011年はさらなる笑顔と感謝の多い季節になりますように。
たくさんの愛を込めて。

さおり

2010年12月22日水曜日

満ちる ~full moon~

昨日は雨で残念でしたね。
昨日は、日本で観測されるのは、2007年8月28日以来、およそ3年ぶりの皆既月食。




今回の月食は、月が地平線から昇ってくる時点ですでに月食が始まっていたようです。
写真で見ると神秘的。
月食は、地球の影に月が入るためにおこる現象。
大気の色が入るため、赤銅色になる不思議な現象。


月は「感情」の流れを司ります。
カラダの細胞に抱え込んでいるたくさんの記憶、そして感情、
人間のカラダは70%が水で形成されているので、月の引力が非常に影響されているんです。


満月は「満ちる」状態。
結論が出たり、自分のココロで方向性が固まったり、結果が出やすい日。
人の気持ちや体調にゆれが生じやすい日。
ちなみに、昨日は電車で倒れた人がいますというのを3回聞いて、3回電車が止まった。
大声で叫んでいる人がいたり、
感情を吐き出して、泣いている人がいて、みんな揺れていた。


月食が3年ぶりに重なり、赤い月。
きっと人にも大きく影響しているんだろうなと実感。


ただ、普段自分で作った時間の中で生活しているから、自然の時間に突然引き戻されると、
ひずみが生じやすくなる。
前回も書いたけど、結果にこだわりやすい人はこういうタイミングでひずみが生じるのかも。


自然に任せましょ、自然に。


ちなみに、1月には日食が起こります。
今、食と食の間にいます。
これから2、3週間は太陽、月、地球が三次元に並ぶとき。
新しい領域への扉が開くとき、と占い師や神秘家は言っています。


クリスマス、新しい年を迎えるタイミングで扉が開いている。
何か意味があるのかも。
これから、3週間、自分の感情やカラダをしっかりと見つめて見ましょ。
新しい発見があるかもしれません。

2010年12月21日火曜日

支配すること

今日YUIが言っていたひとこと。
「今一番売れているCDは自律神経を押さえるCDなんだって」

確かに、自律神経が高ぶって寝れないという人の声もよく聞く。
要するに、自分の事を全てコントロールしたがる人が多いと言うことだ。


問題が起こったらその原因を追究し、プロセスを元に結果を出す。
その結果によって、物事が判断され、自分の価値が決まる。
そう、仕事とはそういう物だよね。
あくまで、結果がとても大事。
目標設定ってとても大事だし、理想像も大事。


だけど、それが生活の隅々まで働いていたら?

食べる時間、遊ぶ時間、お風呂に入る時間、
「きれいでモテる女性はこういう女性」
「お金持ちとはこういう定義」

あらゆる情報が氾濫している中で、自分の身の回り全てを「カタ」にはめてコントロールしていたら?


それは、自律神経がおかしくなると思う。


だって、自律神経は人間の意識に支配されるものではないから。
無意識の中で動いているもの、「自然の摂理」に基づいて動いているもの。
外部からのコントロールで動かせるものではない。

消化、排泄、解毒・・・
体の見えない部分で行われている気づかない機能。
これを全て自分の意思で決定していたら、変になると思う。


だけど、結果をコントロールしたい。
全て周りが理想とした結果、または期待に応えたい。
そういう意識に対して「カラダ」が拒否反応を示しているんだと思う。


だから、仕事以外のコト、人間関係や、自分のカラダに関しては結果に執着しないで。
カラダが無理だよ、大変なことになっているんだよ、って声を上げているんだから。
今のスピードから少し立ち止まって聞いてって言っているんだから。

立ち止まって、自分を見つめるのは決して罪ではない。
時には「流れに身を任せること」が大切。
大丈夫、そんなにコントロールしなくても、自分のカラダは知っているんだから。


カラダの声を聞いてあげて。

2010年12月15日水曜日

自分の感覚を信じる勇気

昨日はふたご座流星群見れましたか!?
毎年12月のこの時期に動く流星群らしいです。


流星群って定期的に動いているものがあるんだ~と始めて知りました。
彗星となる星が中心にあって、そこから彗星の物質が放出されているみたいですね。
難しいことはさておき、とにかく宇宙の神秘を感じますね。




さて、そんな宇宙の神秘感じながら食べ物の話。
健康で、常に自分を美しくする食べ方って永遠の追求があると思います。
マクロビオティックもその一環。
マクロビって難しい~そんなに毎日手間隙かけれない~と言う方にお勧めの健康法。



それは




「自分の感覚を信じること」




それだけ。
毎日からだが何を欲しがっているか、毎日自分の身体に耳を傾けてください。
何を食べるか、それを決定するのは自分の感覚だけ。
たとえ高価なものや自然食品であっても、いやな感じで料理をしたり、食事が気まずかったり、
太りすぎの心配などをしていると、結局ストレスになり、身体にとってよくないものになるんです。
思いのこもった料理は、その場の人を幸せにします。
それは、その人の愛情や幸せになって欲しいというエネルギーがダイレクトになっているから。


毎日の自分の舌や食べたいものを自分の身体に聞いてみてください!
大食いしたいのであれば、すればいい。
ただし、その「食べる」行為に罪悪感を持ってはいけない。
「自分が食べることを選択した!」と自信を持って、食べ物を口にしてください。
食べたくないなら、食べなくていい。
カラダが栄養でいっぱいだよって言うなら、それを受け入れましょう。


ちなみに月が欠けていく時期は、デトックスの期間なのでいつもより多めに食べても大丈夫。
逆に今の時期は満月に向かっているので、少し吸収が多い時期。
体重が気になる人はこの時期こそ、自分の食生活観察しましょう。
カラダは何を欲しがっているのか、
甘いもの?
しょっぱいもの?
辛いもの?
自分の自然に欲するものだけ摂っていく。


世界中には現代の栄養学では考えられないような食生活の人はたくさんいる。
でも、長生きできている人はたくさんいる
それは、それだけ自分に正直な人が多いだけ。



今日、何を口にしたいですか?
メニューを眺める前に、スーパーで買い物する前に、
自分のカラダと相談しましょう。


きっと、カラダは喜んで教えてくれるはず!